猫が暗くて狭い所が好きな理由



猫が暗くて狭い所が好きな理由

外敵から身を守るため

猫が「狭くて暗い場所」を好む理由は、外敵から身を隠すためです。猫は元々決してライオンのように強い生物ではありません。もしろ「弱く、外敵に襲われたら死んでしまう」立場です。そのため、外敵から身を守るために、敵に見つかりにくい暗く狭い場所を本能的に好むようになったのです。

「あれ?うちの猫は全く自分のことを弱そうに思ってないけど?」という場合は、生まれてからずっと飼い主さんに守られているため、あんなにのびのび生活できるのですよ。

猫の狩猟本能が掻き立てられるため

これは狭い所というよりも「狭い穴」といったほうがよいかもしれませんが、猫の祖先であるリビアヤマネコは、古来から砂漠において、昆虫やネズミなどを捕食していました。猫の祖先がこのような環境で生きてきたため、猫は小動物がいそうな「小さな穴」を見ると「おいしい獲物がいるのでは?」という期待感を本能的に抱くようになったと考えられています。

箱の中に飛び込む猫、まるちゃんの動画

箱の中に飛び込む猫として有名なまるちゃん。この行動はまさしく狩猟本能からの行動だと言えます

猫は狭くて暗い所が無いとストレスを感じる

ここまでで猫が暗くて狭い所を好きな理由はご理解いただけたと思いますが、実は猫は暗くて狭い場所が好きなだけでなく、そのような場所が全く無い環境ではストレスを感じてしまいます。

そのため、飼い主さんが猫がいつでも好きな時に入って落ち着けるような暗くて狭い部屋を用意してあげることが飼い猫のストレスの緩和のためには重要になります。

もしもご自宅の猫の生活場所にそのような暗くて狭い場所が無い場合は、用意してあげてみてはどうでしょうか?

書いた人

著者:サワキ ショウタロウ



動物病院勤務の獣医師(8年目)。神奈川県横浜市出身。飼い主さんがネットに氾濫する誤った情報に騙されないようにする為にサイトを設立。獣医師による正しい猫の知識を提供していきます。多忙な毎日の中、暇を見つけてはTwitterやサイトを更新中。フォロー大歓迎。

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