猫がおっさんみたいに座る理由は?

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猫のスコ座り(おっさん、おやじ座り)とは?

猫が足を前方に投げ出し、まるで風呂上がりのおっさんがソファーの上でくつろいでいるかのような座り方をしているのを見たことありませんか?

一般的にこの猫の座り方は「おっさん(おやじ)座り」「スコ座り」(スコティッシュフォールドがよくすることから)と呼ばれます。

*英語では「ブッダポジション」(Buddha Position)

猫のスコ座りの動画

これはスコ座り!?ではないかもしれませんが、面白かったのでご紹介。お兄さんのスペシャルマッサージが気持ち良すぎて完全におっさん化してしまった猫ちゃんの動画です。

*これぞまさしくスコ座りの王道ですね。この猫もおっさんにしか見えません(笑)

なぜ猫はスコ(おっさん・おやじ)座りをするの?|理由

猫が「スコ座り」をする理由は「腹なめや股なめをするため」です。

*「腹なめ」は胸元から腹部にかけてのエリアを毛づくろいすること。「股なめ」は排泄の後、股間をペロペロなめてきれいにする行為のこと。

緩めのウンチをした後にもかかわらず、肛門の周囲が汚れていないこともありますよね。この理由は「股なめ」だと考えられます。また、日によって猫の口がまるでドブのように臭いことに驚いたことはないでないでしょうか?その時は、股間を舐めた直後であるという可能性が高いです。

このように、猫には自分でなめることでおなかや股間をきれいにするという習性があり、その時にとる姿勢が「スコ座り」(おやじ座り)なのです。

一般的にそれほど長時間この姿勢をキープすることはありませんが、中にはこの姿のまましばらくリラックスしている猫もいます。

スコティッシュフォールドで猫のスコ座りが多い理由

関節の痛みを避けている?

スコティッシュフォールドはスコ座りをよくします。その理由ははっきりと解明されていませんが、一般的には「関節の痛みを避けているのではないか?」と言われています。

スコティッシュフォールドの特徴は折れ曲がった耳ですが、この特徴的な耳の形状は、骨軟骨異形成による不完全な軟骨によるものです。そしてこれは「Fd」遺伝子による常染色体優性遺伝であることが確認されています。

これは母猫か父猫のどちらか一方から「Fd」遺伝子を1つでも受け取ったら発現するということなのですが、この遺伝子は、耳の軟骨に形成不全を引き起こすのみならず、他の関節にも様々な影響を及ぼすことがわかっています。

スコティッシュホールドの軟骨異形成

「Fd」遺伝子を1本でも保有している猫、すなわち耳の折れている全てのスコティッシュフォールドは、生後6ヶ月頃から手や足先の関節に慢性炎症や変形性関節症をきたす可能性があると言われています。理由としては、「成長期における骨形成不全」つまり正常な骨の形成が出来ずに、手や足先の骨に炎症が起きてしまい痛みを伴うのです

体重が手足の先にかかるのを避けている

上記の理由で手や足の骨に痛みを抱えている場合、できるだけ体重をかけないために座り方を工夫します。うつ伏せや横たわる他、関節を重力から解放できる「スコ座り」という姿勢もまた、猫にとっては楽でしょう。

この説は仮説の域を出ませんが、十分に考えられる話です。

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